【楠の木の枝から抽出 カンファ―と痛み】
2022-09-02
クスノキ(楠)は常緑高木です。 木全体に特異な芳香を持つことから、「臭し(くすし)」が「クス」の語源となったといわれています。 また、「薬(樟脳)の木」が語源とする説もあります。 天然記念物に指定されているものが多く見られ、特に神木などで広く知られています。
楠の枝葉を蒸留して得られる無色透明の固体のことを樟脳またはカンフル・カンファーといい、強く刺すような香りがします。 楠は、木全体から樟脳の香りがするため防虫剤、防腐剤の他、花火の添加剤としても使用されています。
また、皮膚から吸収される際にメントールのような清涼感をもたらし、局部麻酔のような働きもあるといわれています。
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